kani_no

習慣や記録など

図書館に!!!!!

無縁社会 NHK無縁社会プロジェクト」取材班

 読んでいるとどんどん苦しくなってきて、半分くらいで読むのを辞めちゃったのでまた残りは余裕がある時に読みます。

 社会とのつながりが絶たれ、社会から完全に孤立したままなくなっていく人、その生い立ちを追跡した番組を1冊の本にまとめたものです。

 呪術廻戦で五条悟が言ってた「死ぬ時は1人だよ」というセリフが、呪術廻戦という作品を代表するセリフのようで好きだったのですが、この本を読んでそのセリフの背景にある構造のことを考えて怖くなりました。

 死がもっと身近になってしまった気がして、具体的には心臓の奥が締め付けられるような感覚を伴う不安があります。(多分いつも飲んでる薬を切らしてしまいそのせいで不正脈っぽくなってるのもあるかも)

 

【悲報 】死、こわすぎワロタ←これになってる

 

 インターネットミームに多く見られる精神障害者をバカにする風潮について、もしいつか自分がそっち側、バカにされる障害者側になった時に、もし誰も救ってくれなかったら、そんな時の絶望を全く理解していないのか、と思って

 そんな風潮を作り出しているのが大人だったらもう、これはダメかもわからんね...(123便墜落)

 

・にぎやかな部屋 星新一

 どんでん返し的な展開が次から次へと駆け抜けていく疾走感、最初はわからなかった描写がどんどん理解できていく瞬間がとても心地よくて、読んでいて楽しい本でした。よかったです。もっとこういう精神に良い作用がある本を探して読んだ方がいいかもしれない。趣味の生物以外の作品になると、無意識にネガティブなテーマの作品ばかり手にとってしまっている気がする。

 

 次は森見登美彦作品あたりをしっかり読みたいです。アニメはたくさん見たのに原作を全く読んだことがなかったことにさっき気づいたので。